今年の出来事。
東日本大震災で、同じ東北で唯一死亡者が出なかった秋田県。
太平洋側の方々のことを想うと
僕の感じたショックなんてものは言うに値しないけど、
やっぱりその経験は、今年で一番大きかった。
時間の感覚もなく、ろうそくの明かりで過ごしたこと。
家族が大事なんだって思った。
そして、やさしくなろうって思った。
自分が一番、出来ていなかったことだったから。
こういうことを、残す感じも嫌なんだけど、
今でも涙が出るような出来事だから、書こうと思った。
人として、やさしくなりたい。
そして、今年の5枚。
_Within And Without / Washed Out
何と言っても彼らに始まるChill Wave旋風。
今年の夏に友人、飯塚、孝一郎と行った初めてのイヴェントを、
ずっとずっと思い出すことになるであろう、今年のベストオブベスト。
Portamento / The Drums
PVも綺麗だったし、いい意味でファーストよりファッショナブルになったと思う。
ゲイっぽい、なよっぽさも今の空気。ここ、重要!
_Civilization / Justice
Justice、やっぱり完成度高い。かつ、鉄板!
遊びに行きたくなる!
_Hurry Up, We're Dreaming / M83
Midnight Cityが突き抜けた楽曲とすると、定番がNew Mapで取りこぼさないラインナップ。
僕はこの人たちの音や映像の、もや掛かった空気感が、憧れのひとつでもある。
_PALA / FRIENDLY FIRES
いつもの壮大なスケール感と、今回は売れ線を強調したカンジ。
これも夏前によく聴いていた記憶がある。
センセーショナルな一曲が、全体を牽引したセレクトと思う。
だから、今年の出来事や思い出に紐付いていた曲たち。
並べてみると、自分にとっては“今年の5曲”とも言える。
強烈な出来事や色濃い思い出には、音楽が伴う。
客観的な出来事としては大きな哀しみ、個人的には喜怒哀楽のあった一年。
そして、信頼できる同級生の仲間ができた一年。
予測できない出来事の、掛け合わせが人生だから、
強くやさしい人間になりたいと、今年こそ、強く思った。
Cely