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  • 2013.01.07 Monday
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A one-sided opinion. _Dalian Report 1  - Cely -

旅の心は自由奔放。
だからこそ、単純な天気にさえも支配される。
開放感を感じる心の憧れは、いつだって晴れ模様のように思える。




僕たちの出発の朝は、必要以上に晴れ渡った空だった。
立体交差の首都高速が、この先の渡航先を導く道しるべにさえ見えたほどだ。
青空の中、空港への快適なドライヴは続いていく。




昨年の上海よりも目についたのは、女性的に云うと、
メイクの流行と、フェイクが流通していない民族としての美しさだろう。
ロシアの影響下にあった大連中国人女性の特質と、元来の価値観からくる美意識、
身長と頭身が進化した世代が街を行き交う時代。
欧米を意識しない中華、自信を持ったこれからのアジアを意識する。




カラフルなレザーにクロシェット。
数年前に憧れたスタイルをいとも簡単にこなす、
ニュージェネレーションとも云える昨今のスタイル。
中国の若い世代が、それを自在にこなしている。
最低気温が10℃でも、薄着のインナーにトレンチコート姿の女性が多く見受けられた。




どのメゾンでも日本語が通じなかった。
日本語=日本人の必要性が既になくなっているのかもしれない。
大連は親日で、滞在している多くの外国人が日本人であるのに。




一方、ファストファッションでは欧州が中国市場に求める物が何にせよ、
支える客層が膨大に広がっている。
Bershkaのディスプレイはティーンを狙っただけとは思えず、綺麗なつくりだった。
ただし、この国での戦略と生き残りは別問題だろう。
ZARAは中国市場と一度ケンカをしている。今後はどう打って出るのであろうか。




雑多な賑わいがアジアの良さであり、発展途上と未だに云わせる、いまの中国は、
それ自体が事実であり、表裏一体の一片。
ビッグスクーターにウーハーを積み、渋谷を爆音で走行する若者と同じ、
クラシカルなバイクにステレオを積み、メインの交差点で音をかき鳴らす十代がいる。

共産主義の中で自由を主張し、それを支える経済が伴う。
若者の群れはいつまでも引くこと無く、夜の街を彩る。
いつの時代も、ひとの辿る道は似ている。かつての日本を見るように。


Cely

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