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  • 2013.01.07 Monday
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China Power



五日間の上海旅行に行っていた。
5年以上も海外経験がご無沙汰で、自身がどう感じるのかが楽しみな旅ではあった。
まして僕が望んだ街、上海というロケーションだ。

一言で言うと、本当に刺激的な街だった。
バブルを知らない僕でも、バブルとは何ぞや、
という根っこの部分が理解できるほど、今の中国はバブっている。

以前に知り合いの社長さんが言っていた。
商圏になるかどうかは自分の目で確かめるといい。
その言葉がそのまま、オウム返しのように口を突いて出る。
確信を得たいなら、自分の目で確かめるのが最善の方法なのだ。


僕は以前のpostでも書いていたように、文化的な側面では負けたくない。
経済と文化は必ずしも伴わないし、時差のようなものもある。
その点で日本はまだまだアジアの中心であることは間違いない。

だがしかし、上海のフリーペーパーを手にしてから、その想いは変わりつつある。


クオリティが高いのだ。
また、中国語と英語のミックス感もいいし、そもそものモデルの人たちが奇麗だ。

中国人は日本の人口の13倍だ。
そのなかで寄り選りをした場合、結果は自ずと見えてくる。
パイの大きさは無視できないことは、いい加減、皆わかっている。


80年代のオーソドックスなスターというものが2000年代には形を変え、
身近な存在というアイドルが席巻する日本市場。
中国の芸能市場とは全く異なる土壌である。

しかし、現在の日本のように成熟してしまった価値観だからこそ
斜めからモノを見るようなアンダーグラウンドな市場は、
広大な中国全土では、どれだけ広がっていけるのだろう。


おそらくそれは無理であろう。
大多数の正解を求めるには、スタンダードであるしかないのかもしれない。

1億人の島国での流行を見る自分が、
13億人の国を見て部屋で密かに思うことはたかが知れているが、
13億の憧れである上海市民1800万人が選択する文化を
僕はこの先も見てみたいと思った。


Cely

Total & Balance

今日の日韓戦のサッカーに刺激を受けた。
現代サッカーは【個人の能力】と【組織力】の双方がないといけない。
さらには【個人と組織の総合力=バランス】が大切になるということだ。

これは僕の考える“秋田での生き方”に通ずるものだと思う。
数多くある既存の組織は【個人で立場を確立していない集団=馴れ合いの集団】
になっており、僕からすると魅力はない。
一方で【個人でできること】もたかが知れてしまっている。
体力のない地方で継続的に活動していくためには双方が必要であり、
それを総合的に判断していかなければならない。

今の秋田で個人と組織の双方が機能しているところはココラボラトリーがあるだろう。
個々の店舗がそれぞれ展開しながら同ビル内で総合的、集団的世界観も確立している。
また、廃校フェスで集まる仲間たちもそれに近いものがあると思う。
それぞれの店舗や個人が最大限のパフォーマンスをしながら、フェスをつくり上げていく。
その先にはイヴェントの時期や規模を判断するバランス感覚が問われるのだろう。

強い個性をまとめつつ全体のバランスを見ていくのは、簡単なことではない。
本田選手、ひいてはイチロー、かつての中田選手のように、個人で戦うことができ、
かつ集団を率いている人をメディアで見ても、並大抵ではないと分かる。
地方の様々な状況下で、平和的で自然にイヴェント「廃校フェス」をまとめていった
gomashio-kitchenさん周囲の人の感覚は、脇で見ていて本当に凄いと思う。

本田選手と地元の気概を受け、
みんなで楽しみながらどんどんつくり上げていくべき、と思う夜だった。
今週末の「廃校フェス」、僕もそれを構成する一員となれることが嬉しい。


_本田圭祐(Keisuke Honda) プレー集


_文化人の語学力11 中田英寿
言葉を使いこなす人たちはパーソナルブランディングをはじめ、往々にして頭の回転が速いと思う。


Cely


Bracelet of right hand

HERMESの革のブレスレットが切れた。
これは学生の自分が東京を離れる直前に購入し、
革の経年経過が自身の仕事の年輪と一致するように、
と想いを込めたものであった。

“あるはずのモノがない”というのは、単なる喪失感だけではなく、
生活や仕事の張り合いまでも奪ってしまう気さえする。
家業を継ぎたくなかった自分が自暴自棄になった秋田の一年目に、
身につけることで大切な何かを保ってきたものだと思う。
少なくともこのアクセサリーは、僕にとって意味を成すものであった。

人は変わっていけるもの。
僕は少なからず成長したと、改めて思うことができる。
このアクセサリーがなくても、もうへこたれることはないし、
秋田で過ごした3年間で新しいものも獲得し、
自分の進むべき道を見つけられた自負もある。
秋田での新しい仲間と打ち上げをしている席で、
長年共にしてきたものが切れてしまったことは
必要以上に考えさせられるところもあるが、
それはそれで良いタイミングだったのかもしれない。

僕はまた新たなアクセサリーを身につけるだろう。
そして右手首には、いつでもそれがなくてはならない。
しかしそれは、意味合いを変えながら存在していく。
かつての泣き虫な自分になくてはならなかったブレスレットではなく、
目標を達成するための時間を革の経年経過で
僕にその存在を知らしめるものになるのだろう。
ギャップに苦しんだ秋田の数年、今までありがとう。
これからは別の意味でよろしく。


_RIGHT SIDE "Off the Wall"



_LES TWINS "Rug Dealers"

YAK FILMS、ため息が出ます。挑戦的でも王道足り得る姿。僕もこう在りたい。


Cely

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