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- 2013.01.07 Monday
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モノをつくり、売る仕事をしていて、常に考えていることがあります。
それは、「自分だったら買うか?」という感覚を持っているかということです。商品開発にせよ、広告にせよ、誰かの心に響かなければ、購入までには至りません。
今、つくれるものが60点だとしても、勿論それ以上を目指すし、できると信じているからこそ現状の60点で自分を納得させられます。(自身の50点にも満たないものはリリースしません。)現在進行形でモノづくりをしている自分がこの発言はイタダケナイとは分かっていながらも、世に言う天才だって、彼の中の何点を獲得した作品が世間で評価されたかなんて、全く闇の中です。
僕は自分でつくったものを毎日毎日みます。広告やブログ、味噌醤油の品質も、いつでもみれる状況にしています。そんな状況下で他のものを雑食のようにみます。それが仕事でもありますし、そもそもそういった物色のようなことが好きな性分なのです。そして、他をみて、考え、頷きながらも、また自分のモノをみます。この比較の連続の中で相対化していきます。
これだけみているのには別の観点もあります。自分でつくったモノに、誰よりも早く飽きたいんです。飽きるからこそ次が欲しくなるし、僕より先にお客さんに飽きられたら、打つ手が遅いとも思います。逆に、これだけ毎日みていて飽きないならば、スタンダードなものなのではないか、と考えるでしょう。
ミュージシャンが自分の曲を聞く人と、そうでない人がいるように、次に繋げていくための方法論がそこには存在しています。僕はつくる前も後も、誰よりも自分のモノをみていると断言できます。
_Lies by Fenech-Soler
_Desmond & The Tutus "Kiss You On The Cheek (80Kidz Remix)"
Cely