Webなどのメディアが膨大に膨らんでいく昨今では、権利に対する考え方がどんどん厳しくなっていると感じます。前回の投稿でBanksyのWebサイトを見てみると、Shopのところにこんな但し書きがありました。
Banksy does not endorce or profit from the sale of greetings cards, mugs, photo canvasses or Tshirts.
Images on this site are provided at high resolution so you can make your own, but only for non-commmercial purpose, thanks.
http://www.banksy.co.uk/shop/Banksyは自身のグッズ販売で利益を得ようとしているわけではありません。故にWebサイトの画像は非営利目的ならば個人で使用していいようです。違法に販売している業者には、全くもってイタイ話です。物事の虚を突く感じが何ともBanksyらしいですよね。日本のプロの写真家でも、同様にWeb上で著作権フリーで活動されている方もいらっしゃいます。
簡単に物事が発信でき、受信できる時代です。これほど氾濫する情報の中では、自身の権利はしっかりと守らなければいけません。一方でそれを逆手に取り、メディアにフリーで乗せていく方法論もまた、一つのスタンスなのでしょう。メディアと著作権との付き合い方、消費者の私たちも、よくよく考えてみるべきですね。
_Banksy(new works)
Cely