東京の街が恋しい。
GWの長期休暇に合わせた街のリニューアルのオンパレードが
自分にはキラキラ輝いて見える。
秋田に住んでいると、
やれ、東京は中身がない、だとか、
やれ、秋田は最高だ、とか。
種々の声が漏れ聞こえてくるけど、
乱暴に言うと、僕にはどうでもいい。
自分にとって「いいものはいい」、それだけだ。
ただ、東京が輝く理由は僕にとっては別にある。
それは首都の変化に否応なく適応する、様々な友人に逢えることだ。
いつからか、彼らは僕のブレーンになっている。
仕事もプライヴェートも一色単になってしまった自分が、
唯一フラットになれて、短絡的なものに流されずにいられる。
かつては思想、理念、つまりは、象徴的な街
(シブヤ、ハラジュクとか、街には思想も理念もカオス的に詰まっていると思うから)
に普遍的なものを追い求めていたような気がする。
でも、いまはそこに住む人、見続けている人、
その“人”とのやりとりの中に、追求すべきものを感じている。
彼らが自分に何を話してくれるのか、何を投げかけてくれるのか。
(そこで自分はどう反応するのか、何をしようとするのか)
まるで、チューニングしたマシンが
フルスロットルでどこまでいけるのか、試してみたくなるように、
なんて思ってみたりして、。
だからホントに、彼らが楽しみなんだ!
Cely